自己紹介のような決意表明のような
前書き
はじめまして、ブログはじめました。
今年の4月に京都のWeb制作会社に入社し、9月からプログラミングの勉強を始め、この11月から東京の会社で及ばずながらインターンとして働きつつ勉強させていただいています。
このブログでは主にプログラミングについて書くつもりですが、今回は最初なので決意表明のようなことをします。
自己紹介的な意味も込めて、この世に生を受けてからついこの間までインターネットというものとはそれなりの距離を保って生きてきたぼくが、プログラマという職を目指すに至った過程をざっと、極力簡潔に書いてみます。
これまであんまり個人的なことを仕事関係の方々には大っぴらにしてこなかったので、少し緊張するが、とにかく書く。
(どうか温かく、受け入れてやて下さい)
本書き
1991年のすごい台風が吹き荒れる中、この世に生を受けた。
そして大阪の北の方に育つ。
物心ついた時からすでに一人称には「ぼく」を用いた如何にも利発そうな子どもだったそうだが、不幸にも、レタスとキャベツの名前は逆に覚えてしまった。
それから、ペナルティキックとフリーキックもその言葉の意味を真に受けてしまったがために、やはりあべこべに覚えてしまった。
ペナルティキックとフリーキックは流石にもう大丈夫だが、レタスとキャベツは今でもたまに言い間違えることがある。
(これは推測だがどうも「キャベッ」という音がぼくにレタスの方を想起させることが原因らしい)
一人称の方は中学、高校の頃は「おれ」を名乗ったこともあったが、大学を経てまた「ぼく」に戻った。
小学生の頃の好きな科目は理科と図画工作だったし、中学高校でもそれは変わらなかったが、これはもうまったく若気の至りで文系に進んだ。
しかしまあ、今ではそれでよかったのだとも思っている。
高校生の頃は「もう何もかも面倒くせえから田舎で農業でもして慎ましく生き、ひっそりと死のう」などと思っていた。
それでもなんとか一浪して入った大学で政治学に親しみ、哲学もほんの少しだけつまみ食いしてみたところ、ロックスターになりたくなった。
でもギターはそんなに練習しなかった。
(※ロックスターには今でもなりたい)
その代わりといってはなんだが、写真を始めた。
最初は花や猫を撮っていて、途中から壁や猫を撮るようになった。
本当に写真が好きなのか、未だに自分でもよくわかっていないが、今も撮り続けている。
撮った写真は実はtumblrで全世界に向けて発信している。
http://ultraringogalaxy.tumblr.com
リアクションは、少ない。
大学ではそれなりに勉強もしたつもりでいたが、卒業してみて本当にそうだったか自信をなくしている。
就活は嫌いで、全然しなかった。
そんなぼくを拾い上げてくださった上述の会社でWebディレクターになる、はずだった。
ディレクターといえども基本的なコーディングの知識は持っているべきだ、ということで、入社前からやっていたコーディングの勉強がとても面白かった。
生来のチマチマ何かを作るのが好きな性格に合っていたのだと思う。
それで、
「楽しいのは結構だがほどほどにしとかないと後々やばいよ」
という薄いプレッシャーを感じつつも、
「もうちょっとやりたいっす」
「もう少しだけお願いします」
と言い続けて一月、また一月と過ごしていたある日、社長に
「プログラマになる気はある?」
といわれ、
「あ、はい、なりたいっす!」
と答えたところ今にいたるわけです。
あれよあれよという暇もなくプログラミングの勉強を始め、気付いた時には渋谷に住み、六本木に通う生活が始まっていた。
人生何が起こるかわからない。
あまりそうは見えないかもしれないが、ぼくはいますごくワクワクしている。
非常にワクついている。
本当にありがたいことに、つい半年前には想像もできなかったような面白い状況に身を置かせていただいている。
ロックスターになるか、さもなくば何か面白いものを作って生きたいという漠然とした思いを抱きつつも、目下何の知識もないしギターも上手くないし、どうしたものかと途方に暮れていた。
でもとりあえずWebのことを知っておかないと、これからさき何をしてもきっと駄目だろうなとは思っていた。
そういう思いから応募させていただいた会社に入社することができてから、事態は面白そうな方へ面白そうな方へと転がっている。
否、転がらせていただいている。
今まで自分の人生がいい方に転がっているな、という感覚を持つことはそうなかったが、今はそう思っている。
面白い。
不安はある。
だが面白い。
願った通りの環境がある。
これはもうやってやるしかないと思うのである。
今ぼくはそんな気分。
以上、本書きおわり。
後書き
最後に、ぼくのお世話をして下さっている方々に感謝の意を述べさせていただいて、初回のブログの結びの句とさせていただきます。
本当にありがとうございます。
折角ご用意いただいた環境を存分に活かし、発展させていただこうと考えております。
きっとスーパーになってみせます。
未熟者故、ご迷惑をお掛けしてしまうことも多々あるかと思いますが、今後とも何卒よろしくお願いいたします。
それでは